四柱推命：日干（日主）が戊の人

戊（つちのえ）は山や大地の土で、陽の土になります。
四柱推命では、同じ土行である戊や己と組んでも利はなく、乙や丁や癸などと組むと良いとされています。

万物の命を宿す大地の土で、良いものも悪いものも飲み込む性質があります。
山や大地は動かないため、安心感があります。
水分が適度にあることを好み、適度にあれば異性運や財運が良いでしょう。

日干（日主）が戊の人は、おおらかで包み込むような優しい性格をしています。
落ち着いていて、周囲からは頼りがいのある存在となります。
面倒見がいいため、人間関係は長く続くことが多いです。

臨機応変に物事に対応できて、説得力にも優れています。
上から押さえつけられると反発しますが、下出に出られるとあまり断ることができません。
そのため、時には悪人にすがられて助けてしまうこともあります。

また、頑固な一面があり、一度心に決めたことは頑なに変えようとはしません。
良い方向に出れば粘り強い人となりますが、悪い方向に出れば融通の利かない人となります。

集団の中では目立つタイプではありませんが、人の輪を形成することに大いに貢献するでしょう。
環境に影響される傾向があるため、悪い人とは付き合わないようにしましょう。

戊を日干とする干支を持つ人の性格や人生の傾向、開運方法については、下記で詳しく解説しています。