通常異常干支

通常異常干支

通常異常干支には、特異性があるため、周囲から理解されにくい性質があります。
もともとは算命学の用語ですが、四柱推命においても注目されています。
「甲戌」「乙亥」「戊戌」「庚子」「辛亥」「丁巳」の6個の干支が該当します。

 

「甲戌」

独身や子供がいない、海外で生活しているなどの場合は、ほとんど異常性は出ません。
結婚して子供がいて国内で生活して、というような生活を送ると異常性が出やすいです。
家庭運が悪くなり、何かとトラブルが絶えないでしょう。
男性の方が、より凶意が強いでしょう。

 

「乙亥」

甲戌と似ていて、独身や子供がいない、海外で生活しているなどの場合は、ほとんど異常性は出ません。
一般的な家庭生活を送ると異常性が出やすく、家庭運が悪くなります。
女性の方が、より凶意が強いでしょう。

 

「戊戌」

知能が高く天才肌の人が多いでしょう。
学業や研究に取り組むほど、浮世離れしていくでしょう。
親からは学歴を期待される傾向がありますが、早く社会に出た方が異常性は抑えられるでしょう。
初婚に失敗すると、その後も失敗する可能性が高くなります。

 

「庚子」

両親に大切にされればされるほど返って弱くなる性質があります。
反対に、ほどよく放置されたり、寮生活や養子など両親と距離があった方が、逞しく生きていくことができるでしょう。

 

「辛亥」

身体の形状に異常性が表れやすいため、事故やケガには注意しましょう。
手術の傷跡が残りやすく、また整形手術などはスムーズにいかない場合があるでしょう。
生まれつき身体に問題を抱えている人も少なくありません。

 

「丁巳」

祖先は非常に栄えていましたが、自分の代で終わる暗示があります。
家運が衰えるでしょう。
しかし、経済力には恵まれているため、一代限りの成功などは期待できるでしょう。
なお、養子に出された場合はこの限りではありません。

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