従強格

従強格

従強格とは、四柱推命の従格の一つで、印星(偏印・印綬)が著しく強くその印星に従う命式のことを言います。
必然的に極身強となります。
命式の通変星の全てが印星・比劫星によって構成されていることが望ましいです。

 

命式において、印星が一番強いことが絶対条件となります。
さらに、印星が月令を得ていること、官星・財星が無いことなどが条件となります。
印星の月令や官星・財星の有無などの条件を満たさない場合は、真の従強格とはならず、仮の従強格もしくは内格身強となります。

 

命式の大部分を印星が占めますので、印星の性質がストレートに表れた性格になるでしょう。
自分を生じるものやエネルギー源となるものに素直に従うでしょう。

 

聡明で知性に恵まれ、柔軟な思考ができる人でしょう。
プライドが高く、名誉や権威を求める傾向もあります。
引き立て運に恵まれるため、人生で大きなチャンスが舞い込むことが何度かあるでしょう。
学者や研究職、作家など頭脳労働に適性があります。

 

行運においては、喜神は印星・比劫星、忌神は財星・食傷星となります。
財星が巡ると破格になるため、運気の急激な低下が心配されます。

 

<従強格の例>

1977年6月10日10時台生まれ

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