四柱推命の併臨

四柱推命の併臨

四柱推命の併臨とは、行運(年運もしくは大運)で命式の各柱と同じ干支が巡ることを言います。
干支併臨とも言います。

 

例えば、月柱が「庚子」の人が2020年なるとその年の干支は「庚子」ですので、月柱併臨となります。
干支は全部で60通りあるため、どの柱の併臨も60年に一回となります。

 

併臨になると、吉凶どちらになるかは分かりませんが、大きな変化があると言われています。
ですので、各柱の象徴する事柄に関した変化が起こると考えられます。

 

 

年柱は人生全体や人生の傾向を示すため、年柱が併臨すると人生観に大きな変化があるでしょう。
全ての人は60歳(還暦)か59歳で年柱併臨となるため、還暦あたりが人生の節目となることが多いでしょう。

 

月柱は社会生活を示すため、月柱が併臨すると社会生活や仕事に大きな変化があるでしょう。
大きく躍進するか、もしくは失脚することなどが考えられるでしょう。

 

日柱併臨は4つの柱の併臨の中で最も影響が大きいと言われています。
日柱はプライベートな生活を示すため、日柱が併臨すると私生活に大きな変化があるでしょう。
日柱併臨するときに結婚する人も多いです。
精神的に非常に落ち込むような出来事が起こることもあります。

 

時柱は能力を示すため、時柱が併臨すると当人の能力に大きな変化があるでしょう。
能力が大きく開花したり、もしくは行き詰ったりするでしょう。

 

大運が併臨となる場合は、人生でもとりわけ重要な濃い10年間となるでしょう。
また、月運や日運が併臨となる場合は、年運や大運ほどの影響力はありませんが、普段の生活では無視できないような変化が起こるでしょう。

 

もうすぐ行運で併臨がくるとあらかじめわかっている場合は、浮かれずに地に足をつけた生活を送るようにしましょう。
不運に巻き込まれても淡々と対処するようにしましょう。
そしてチャンスが舞い込んできた場合は、全力で取り組みましょう。
万全な心づもりをして、運気の流れに上手に乗ることが開運の秘訣となります。