四柱推命の支合とは、陽支と陰支が結びつくことを言います。
別名、六合(りくごう)とも呼ばれます。
組み合わせは以下の通りです。
支合 | 合化する場合 | 性質 |
---|---|---|
子−丑 |
土 |
協力関係を築くことができる |
寅−亥 |
木 |
行動優先となり、長期的な展望は期待できない |
卯−戌 |
火 |
現実に沿った形で力を発揮することができる |
辰−酉 |
金 |
精神面が強化される |
巳−申 |
水 |
結果を出すことに注力する 刑の関係でもあるので、吉凶両面がある |
午−未 |
火 |
目的意識が強く、大きな変化の暗示もある |
相生する支合(寅亥、辰酉、午未)と相剋する支(子丑、卯戌、巳申)に分かれます。
命式内に支合があると、団結する力が強くなります。
命式内に喜神の地支があり、支合する場合は吉意は減少します。
反対に命式内に忌神の地支があり、支合する場合は凶意は減少します。
支合によって刑や冲が解けることがあります。
命式内で支合ができるには、二つの地支が隣接している必要があります。
例えば、月支と日支、年支と月支では成立しますが、年支と時支では成立しません。
支合の位置によって次のように解釈します。
年支と月支 | 親と本人の関係が良好で、実家との縁が深い |
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月支と日支 | 配偶者と本人の関係が良好で、夫婦円満で生活することができる |
日支と時支 | 配偶者と子供の関係が良好で、老後も安泰に生活することができる |
大運や年運など行運の地支と命式内の地支が結びついて支合となる場合もあります。
例えば、行運で日支が支合すると、結婚面では婚期と見ることができます。
その一方で支合は動きが鈍くなる側面もありますので、病気などに関しては長引くこともあります。
命式内に支合となる組み合わせが複数ある場合は、以下の優先順位となります。
日支と月支 > 日支と時支 > 年支と月支
行運によって支合が形成される場合は、以下の優先順位で支合となります。
年支 > 月支 > 日支 > 時支