離婚のしやすさ、または離婚をする時期やタイミングなども四柱推命から推測することができます。
命式において、日支と月支が七冲となっていると、夫婦間のトラブルが多いことを表すため、離婚も考えられます。
特に、申寅、卯酉の七冲はその意味合いが強くなります。
男性で財星が大過していると、異性関係のトラブルが避けられないでしょう。
多情でもあるため、女性に言い寄られると拒否しづらく、その結果妻を苦しめることがあるでしょう。
女性で官星が大過していると、人の間違いを許すことができないため、夫婦間で揉め事が起こると離婚に踏み切ることが多いでしょう。
大運・年運で、夫婦間のトラブルが増えたり離婚に至りやすくなるのは、比劫星・官星・傷官星が巡る時です。
特に十二運が沐浴・冠帯・建禄・帝旺であるとその作用は強くなるでしょう。
大運と年運の通変星が同じになり、それらが比劫星・官星・傷官星で、五行が大過する時は、致命的なトラブルが心配されます。
上述の事柄は必ずしも離婚するといったものではないので、注意して生活することで離婚を防ぐことは可能でしょう。
運気が乱れた後は必ず安定する時期が来ます。
また、離婚に関して忘れてはならないのが子供のことです。
命式において傷官が多い子供は非常にセンシティブであるため、早く生活を落ち着かせてあげるとよいでしょう。