四柱推命:日干(日主)が癸の人

四柱推命:日干(日主)が癸の人

癸(みずのと)は雨露のような小さな水滴で、陰の水になります。
四柱推命では、癸は十干の終わりにあたり、最も弱い干だとされています。

 

日干(日主)が癸の人は、慈悲深く他者の気持ちを思いやることができます。
自己主張はあまり強くなく、謙虚で誠実です。

 

 

自己防衛本能が強く、全般的にデリケートで、気を抜くとマイナス思考に陥りがちです。
しかし、忍耐力は十干の中でも群を抜き、数々の苦労を乗り越える強さがあります。

 

周囲からすると、見た目の印象と中身が一致しないことが多いです。
とても優しい人柄なのに、クールに見られたりします。

 

芸術性や霊感に恵まれており、自分の世界を持っています。
非常に研究熱心な努力家で、多少の障害はものともしません。

 

人間関係では好き嫌いがはっきりしており、また集団の中にいると不満を感じやすいです。
そのため、組織の中で人間関係に苦労しながら仕事をするよりも、自分の特性を活かせる専門分野でマイペースに働く方が良いかもしれません。

 

マイナス思考に陥らないよう、自分の世界に閉じこもらないよう、現実を直視して前向きに生きることが開運につながります。

 

癸を日干とする干支を持つ人の性格や人生の傾向、開運方法については、下記で詳しく解説しています。