四柱推命における男性の凶命について解説します。
凶命の具体的な命式や行運は下記の通りです。
- 年干・月干にともに偏官があり、全体的に官星が大過していると、仕事が安定しないでしょう。
大運・年運で官星や比肩が巡る時に、人間関係のトラブルが生じやすくなります。
- 命式に財星が横並びにあって、全体的に比肩と財星が強いと、大運・年運で比肩・財星が巡る時に金銭のトラブルが生じやすくなります。
- 命式に傷官が横並びにあって、地支に冠帯・建禄・帝旺羊刃があり、全体的に傷官もしくは官星が大過していると、大運・年運で傷官や官星が巡る時に怪我や手術の暗示があります。
- 命式に、食神と偏印が横並びにあって、財星や天徳貴人がないと、大運・年運で食神・偏印・比肩・偏官が巡る時に運気が大きく乱れるでしょう。
- 日干が陽干で、月干が劫財、月柱に帝旺羊刃があると、スキャンダルが起きやすいでしょう。
さらに行運で五行が大過すると、築き上げたものが崩壊するでしょう。
- 日干が陽干で、月干が劫財、年干が傷官、年柱に帝旺羊刃、全体的に傷官が大過すると、大きな災難に巻き込まれるか犯罪をおかすでしょう。
- 日干が陽干で、劫財が命式に横並びにあって、地支に衰・病・死・墓・絶があり、全体的に劫財が大過すると、社会生活はトラブルが多く発展しにくいでしょう。
- 命式、大運、年運において、帝旺羊刃が3つ以上あると、人生の大きな転換期となるでしょう。
- 命式、大運、年運において、五行のいずれかが大過すると、大きな困難が生じたり、その五行と関係する健康問題が生じるでしょう。