己と季節生まれ

己と季節生まれ

四柱推命において、日干己の各季節生まれについて解説します。

 

 

 

春生まれ(月支が寅、卯、辰)

穏やかで大人しい性格ですが、テキパキと物事をこなすことができるでしょう。
しかし、命式に甲・乙・寅・卯が3つ以上あれば、逆に優柔不断になってしまう恐れがあります。
命式に甲・乙・寅・卯が3つ以上ある場合でも、あわせて丙・丁・巳・午があれば、他人に優しく自分に厳しい有能な人となるでしょう。
辰月生まれは身強になりやすく、身強となる場合は我の強さや頑固さが出てくるでしょう。
計画性や行動力に関してはプラスとなりますが、敵を作りやすくなるので注意が必要でしょう。
その場合でも、命式に庚・辛・申・酉があれば、頑固さが和らぎ、要領良く人付きあいをすることができるでしょう。

春は土が休囚の季節なので、土を助ける火があるのが大吉です。
土の比和は吉です。
木が多いのは土を剋するので凶です。
金は木を制しますが、多すぎると土を漏気するので凶です。
水が多すぎるのは良くありません。

 

夏生まれ(月支が巳、午、未)

夏は水がないと己の田んぼの土は干上がるので、水の五行を最も必要とするでしょう。
夏生まれでは身強になる人が多く、意志の強さを持ち合わせているでしょう。
命式に水か金の干支が2つ以上あれば、頭の回転が速く、人当たりがソフトで優秀な人になるでしょう。
反対に、命式に火か木の干支が3つ以上あれば、優柔不断で周囲に配慮できない人になるでしょう。

夏の暑さで土が乾燥しているので水があるのが大吉です。
金は水を生じるので吉です。
火は乾燥を促進するので大凶です。
木は火を生じるので凶です。
乾燥した土が多いのは良くないので比和は凶です。
土が多い場合は土を抑える木があることが望ましいです。

 

秋生まれ(月支が申、酉、戌)

暑さも静まる季節なのでほとんどの場合は身弱となるでしょう。
真面目で堅実ですが、ここ一番で踏ん切りがつかずチャンスを逃してしまうことがあるでしょう。
命式に火か土の干支があれば、意志の強さを補強してくれるでしょう。
特に命式に火の五行がある場合は、決断力や行動力に優れ一つのことを極めることに向いているので、社会で広く活躍することができるでしょう。
戌月生まれの場合は身強になることが多いので、起業・独立などをしてマイペースに仕事をこなすでしょう。

秋は金が旺相なので、金が多い場合は土を漏気するので凶となります。
しかし、木が多い場合は金が木を制してくれるのでその限りではありません。
火は土を温めるので吉で、多くても問題ありません。
水が多い場合は土が冷えるので凶となり、財運も良くないでしょう。
土の比和は基本的に吉です。

 

冬生まれ(月支が亥、子、丑)

寒い冬では己の田んぼも休眠しており、温めてくれる火の五行を最も必要とするでしょう。
命式に火の干支があれば、落ち着いてマイペースに仕事に取り組むことができるでしょう。
また勤勉な努力家で、物事を総合的に判断できるでしょう。

火が多いと土を温めて発展するので大吉です。
木は火を生じるので吉で、多くても構いません。
冬の土は表層は冷えていても内部は温かいので水があるのは吉で、財運に恵まれるでしょう。
金が多いと水の財を生じるので良いでしょう。
土の比和は土が強化されるので吉で、長寿となるでしょう。