四柱推命と結婚、相性

四柱推命と結婚、相性

四柱推命は結婚運や相性を見ることに役立ちます。
結婚は人生における大きなイベントであり、一人の運命がもう一人の運命に影響を与えます。

 

相性が良いことは言うまでもなく素晴らしいことですが、相性が悪いからといって諦める必要はありません。
相性が悪いことやその性質を自覚し、歩み寄って努力することで、幸せな結婚生活を送ることができます。

 

命式においてプライベートな生活を表すところは日柱であることから、結婚運や相性を見る際は日柱に着目します。

 

 

 

結婚運

命式において、日支は配偶者を表す部位とされています。
日支の通変星から結婚の傾向を推測することができ、詳しくは日支の通変星をご参照ください。

 

四柱推命では正財が妻、正官は夫を表すため、男性では日支の通変星が正財、女性では正官であると基本的に結婚運は良いとされています。
十二運は健旺であるものが望ましく、弱いものであれば配偶者が病弱であったり発展しにくかったりするでしょう。

 

日干が正財にあたる干と干合する男性は、妻を大切にするでしょう。
日干が正官にあたる干と干合する女性は、夫によく尽くすでしょう。

 

また、月支は自分自身を表す部位とされています。
ですので、日支の通変星と月支の通変星の関係を見ることで、結婚運の良し悪しが分かります。
日支の通変星が月支の通変星を生み出す関係であれば結婚運は良く、日支の通変星が月支の通変星を剋する関係であれば結婚運は悪いと考えられます。

 

また、日支と月支が支合していれば夫婦仲が良いことを表し、七冲となれば夫婦間でトラブルが多いことを表します。

 

二人の相性

二人の日柱の関係に着目します。
日柱の天干同士、地支同士が、干合・支合であれば相性は非常に良く、相生・比和であれば相性は良く、相剋・七冲であれば相性は悪いと考えます。
詳しくは恋愛相性占いをご参照ください。
無料で二人の恋愛相性を占うこともできます。

 

二人のバランス

比劫星・官星などの強い通変星を持つ人は、同様の強い人とは相性が合わないでしょう。
財星・印星などの弱い通変星を持つ人は、同様の弱い人とは相性が合わないでしょう。

 

強い人同士が結婚すると衝突が絶えず、離婚に発展しかねません。
弱い人同士が結婚する場合も、安定した結婚生活を築くことが難しいでしょう。
強い人は弱い人と、弱い人は強い人と結婚して、補い合うことが最もバランスが良いとされています。

 

身強の人は身弱の人と相性が良いでしょう。
比劫星が多い人は食傷星が多い人と相性が良いでしょう。

 

喜忌

相手の日干や命式に多い通変星が自分にとって喜神にあたれば相性が良く、反対に忌神にあたれば相性が悪いでしょう。
たとえ自分自身を剋する通変星や干支であっても喜神にあたれば悪いとは解釈しません。

 

空亡

一般的に、同一空亡であれば相性が良く、互換空亡であれば相性が悪いとされています。
詳しくは空亡をご参照ください。