四柱推命の命式において、共通点や相似点があるもの同士をまとめたものを格局と言います。
格局の取り方によって、命式の良し悪しや行運の吉凶が大きく変わってきますので、格局は慎重に決める必要があります。
格局には大きく分けて普通格局(内格)と特別格局(外格)があります。
それぞれの特性は下記の通りです。
通変星がそのまま格となるものを言います。
内格の人は、バランスよく生きることに強みがあるでしょう。
環境や人間関係に恵まれ、人脈を上手に使いこなせるでしょう。
常識的な感覚が身についており、大きな組織の中で成功できるでしょう。
内格以外のものを言います。
中でも極身強・極身弱の人は、バランスよく生きることが苦手でしょう。
一芸に秀でている人が多く、己の才能を頼りに人生に果敢にチャレンジするでしょう。
固定観念にとらわれない独自の発想力を持つでしょう。
当サイトでは、下記の手順で格局を定めています。
【一行得気格、両神成象格、暗冲格、暗合格など(外格)】
【化気格−化木格、化火格、化土格、化金格、化水格(外格)】
【従格−従旺格、従強格、従児格、従財格、従殺格など(外格)】
【建禄格、月刃格(外格)】
【普通格局(内格)】
【普通格局(内格)】
1, 2, 3の外格については、該当条件に一点の曇りもない真の外格と、一点破格となる仮の外格があります。
もちろん真の外格の方が仮の外格より貴命となります。
仮の外格なのか普通格局(内格)なのか、命式だけでは判断が難しい場合もあり、そのような場合は行運の喜忌を見て判断することが有効です。