両神成象格

両神成象格

両神成象格(りょうしんせいしょうかく)とは、四柱推命において2種類の五行から成り立っている命式のことを言います。
命式の2柱ごとに、2種類の五行がそれぞれ1干1支ずつ入ることが条件となります。

 

相生する関係にある2種類の五行から成る両神成象格を両神相生格と言い、相剋する関係にある2種類の五行から成る両神成象格を両神相成格/両神相剋格と言います。
構成する五行によって、それぞれ5通りあります。

 

命式の中に神様が2つ存在するようなものなので、両神成象格の人は二面性を使いこなすのが非常に上手であると言われています。
生まれ持っての強運で、知性やバランス感覚に恵まれ、社会的な成功が大いに期待できるでしょう。
しかし、行運によってはバランスを崩し、不運や不調に見舞われることもあります。

 

 

 

両神相生格(りょうしんそうしょうかく)

相生する関係にある2種類の五行から成る両神成象格です。
下記の5通りがあります。

 

木火相生格 木・火の相生する五行がそれぞれ2干2支を占める
火土相生格 火・土の相生する五行がそれぞれ2干2支を占める
土金相生格 土・金の相生する五行がそれぞれ2干2支を占める
金水相生格 金・水の相生する五行がそれぞれ2干2支を占める
水木相生格 水・木の相生する五行がそれぞれ2干2支を占める

 

行運において、喜の五行は相生する2種類の五行、忌の五行は日干を剋する五行と日干から剋される五行になります。

 

<火土相生格の例>

1966年10月14日2時台生まれ

時柱 日柱 月柱 年柱
天干
地支

 

両神相成格(りょうしんそうせいかく)/両神相剋格(りょうしんそうこくかく)

相剋する関係にある2種類の五行から成る両神成象格です。
下記の5通りがあります。

 

木土相成格 木・土の相剋する五行がそれぞれ2干2支を占める
土水相成格 土・水の相剋する五行がそれぞれ2干2支を占める
水火相成格 水・火の相剋する五行がそれぞれ2干2支を占める
火金相成格 火・金の相剋する五行がそれぞれ2干2支を占める
金木相成格 金・木の相剋する五行がそれぞれ2干2支を占める

 

行運において、喜の五行は相剋する2種類の五行の間に入る五行(通関用神)となります。
剋する五行が剋される五行に対して非常に強くなると凶意が生じます。

 

<木土相成格の例>

1999年1月13日6時台生まれ

時柱 日柱 月柱 年柱
天干
地支