建禄格

建禄格

建禄格とは、四柱推命の特別格局(外格)の一つで、月支の十二運が建禄となるか、月支の蔵干の通変星(月支元命)が比肩となる命式のことを言います。
月支の十二運が建禄となるのは、下記の組み合わせの場合になります。

 

 

日干 月支

 

日干が月令を得て旺じます。
命式に七冲や剋がないことが望ましいです。

 

建禄格の人は、意志が強く、素直ではっきりとした性格をしているでしょう。
独立心が旺盛で、負けず嫌いなところがあります。
非常にエネルギッシュで、目的を達成するためには一心不乱に取り組むでしょう。

 

主観が強い性格なため、自らの力で人生を切り開く傾向があります。
親に頼ることや援助してもらうことはあまりないでしょう。
他者に対する共感性は高くない方でしょう。
仕事では、自営業、会社経営、コンサルティング業、営業職などに適性があるでしょう。

 

喜となる行運では、目標が叶い、社会的地位や大きな収入を得るでしょう。
忌となる行運では、我が強くなりすぎて、家族をはじめとした人間関係のトラブルに見舞われるでしょう。

 

命式に、財星(偏財・正財)や官星(偏官・正官)がともにあることが望ましいです。
バランスがよくなり、チャンスを掴みやすくなるでしょう。

 

<建禄格の例>

2000年12月21日18時台生まれ

時柱 日柱 月柱 年柱
天干
地支