四柱推命では、日干からかかりやすい病気を推測することができます。
日干はその人そのものを表すため、生まれつきどういう体質であるかの傾向を掴むのに役立ちます。
頭部の病気や怪我に注意しましょう。
持病として頭痛がある人も少なくありません。
大運・年運ともに衰運が巡る際は、脳腫瘍や神経の病気、交通事故のリスクが高まります。
なお、他の柱に己があり甲己干合となる人は、頭部の病気の心配はありません。
咽喉が弱いため、扁桃腺の悪化に注意しましょう。
扁桃腺の悪化から、心臓病、腎臓病、リウマチなどへと波及する場合があります。
他の柱に庚があり乙庚干合となる人は、骨や歯が弱いでしょう。
胃腸が弱いため、便秘や下痢を引き起こしやすいでしょう。
丙は火の力が強いため、体内の水分のバランスを崩しやすいです。
生来、眼や視力は優れている方ですが、大運・年運で衰運が巡る際は眼の病気に気を付けましょう。
なお、他の柱に辛があり丙辛干合となる人は、胃腸の心配はありません。
日干が丁の人は、基本的に身体が丈夫でしょう。
それゆえに健康管理に甘くなりがちなので、その点に注意しましょう。
中年以降は心臓や循環器の病気に気を付けましょう。
胃が弱い傾向があり、胃がんの心配もあります。
中年以降は定期的に検査を受けるようにしましょう。
腸が弱い傾向があり、大腸がんの心配もあります。
中年以降は定期的に検査を受けるようにしましょう。
庚は強い酸を表すため、身体が酸性に偏りやすく、アシドーシスになりやすいです。
アルカリ性の食品を摂取することを心掛けるとよいでしょう。
なお、他の柱に乙があり乙庚干合となる人は、骨や歯が丈夫でしょう。
これは日干乙の乙庚干合とは対照的です。
呼吸器が弱いため、ぜんそくの持病があったり、風邪や神経痛を発症しやすいでしょう。
顔が青白い人も珍しくないでしょう。
がんにかかりやすいという指摘もあるため、中年以降はがん検診を受けるようにするとよいでしょう。
体内の水分バランスの調整が弱い傾向にあります。
大運・年運で衰運が巡る際は、水分の摂取や排出がアンバランスになる糖尿病や多尿症のリスクが高まります。
腎臓が弱く、腎臓と深い関わりがある扁桃腺も悪化しやすいでしょう。
入浴時にマッサージするなど扁桃腺をケアすることで、腎臓にも良い影響を与えるでしょう。