寿命は神の領域であるため、容易に語ることはできませんが、四柱推命によってある程度予測することができます。
大まかな傾向として、身強であれば元気なままポックリ亡くなり、身弱であれば長患いして亡くなると言われています。
命式の時柱に財星・官星・印星があり、十二運が強い場合は、長生きする傾向があります。
特に、時柱に食神・正財・偏財・正官・印綬があれば、健康管理の意識が高く、元気で長生きできるでしょう。
反対に、時柱に比肩・劫財・傷官があると、不摂生な生活を送り寿命を縮めることがあるでしょう。
また、年柱・月柱・日柱の十二運がいずれも衰・病・死・絶などの弱いものであれば、身体が丈夫でなかったり、苦労や危険が多いでしょう。
- 年柱の納音が月柱の納音を剋すると長命
- 日柱の納音が月柱の納音を剋すると長命
- 月柱の納音が日柱の納音を剋すると短命
行運が下記に該当する場合、健康上の危険が訪れる可能性があります。
- 極身強で過旺運が巡る
- 極身弱で過弱運が巡る
- 水木傷官格で年運に傷官が巡る
- 命式に食神があり、偏印となる年または月が巡る
- 高齢者もしくは長患いしている人で、空亡となる年または月が巡る
- 接木運を迎え、忌運に入る
- 特定の五行が大過する
- 日干が非常に弱くなり、偏官が非常に強くなる
- 大運や年運の納音五行が四大空亡となる
- 大運と年運が同じ干支になる
- 大運と年運が天戦地冲になる
- 年運で晦気(日柱干支と干合・支合)となる
- 日柱の納音五行が、大運や年運の納音五行から剋される
- 年運や月運で、用神となる食神(偏印から)、印綬(正財から)、正官(傷官から)のいずれかが剋される
- 命式中の最も強い用神の干から見て年運の十二運が絶・墓・死のいずれかになる
- 命式に印綬があり、印綬の干から見て行運の十二運が絶・墓のいずれかになる