四柱推命の特殊星:墓庫、天羅地網

四柱推命の特殊星:墓庫、天羅地網

墓庫

 

墓庫(ぼこ)とは、四柱推命において財の五行となる三合の最後にくる土の地支、辰・未・戌・丑のことを指します。
この4つの地支はそれぞれの五行が死んだ後に墓に入る月を表します。
辰は水の墓(水庫)、未は木の墓(木庫)、戌は火の墓(火庫)、丑は金の墓(金庫)となり、また4つの地支全てが土の墓にもなります。

 

財の五行が墓に入ると、墓の中で財を蓄えることができます。
ですので、命式に墓庫がある人は富を蓄えやすく経済的に成功しやすいと言われています。
大富豪と言われてる人は命式に墓庫がある人が少なくありません。

 

日干によって何の五行が財にあたるのかが違いますので、墓庫となる地支は日干によって決まります。
墓庫となる条件は下表の通りです。

日干
財の五行

辰/未/戌/丑

 

天羅地網

天羅地網(てんらちもう)は超能力や霊感を意味する特殊星です。
辰と戌は四柱推命では天国と地獄の門であると考えられています。
辰の刻(午前8時前後)は朝で天国の門=天羅となり、戌の刻(午後8時前後)は夜で地獄の門=地網となります。

 

命式の中に辰と戌を2つずつ持つ場合に天羅地網となります。
天羅地網を持つ人は、直感や霊感に優れ、超能力を持つでしょう。
人生において不思議な体験、スピリチュアルな経験をすることが多いでしょう。