四柱推命の特殊星:孤辰、寡宿、白虎、血刃、囚獄

四柱推命の特殊星:孤辰、寡宿、白虎、血刃、囚獄

孤辰、寡宿

 

四柱推命の特殊星である孤辰には母がいない、寡宿には父がいないという意味があります。
この場合の父母は、実際の親を指すのではなく、十二支においての働きを指します。
ですので、孤辰・寡宿には孤独や親不孝、節操なしなどの暗示があります。

 

ただそれほど強い星ではないので、複数個あったり十二運が死や絶でない限り重要視しなくてよいという考え方もあります。
また、近くに喜神があれば凶意がなくなるとも言われています。

 

時柱にあれば、子供と縁が薄かったり年老いてから子供と離れて住むかもしれません。
孤辰が華蓋とともにあれば、出家するなどして俗世から遠いところへ行くと言われています。

 

孤辰になる条件は下表の通りです。

年支/日支

 

寡宿になる条件は下表の通りです。

年支/日支

 

白虎

白虎は病気を暗示する特殊星です。
病気以外にも、水の事故や交通事故などの災厄の意味もあります。

 

命式に白虎が2つあると幸薄い傾向があります。
行運で白虎が巡ってくるときは病気に注意しましょう。

 

白虎になる条件は下表の通りです。

年支/日支

 

血刃

血刃は病気、怪我、手術、交通事故など血を見る災厄を暗示する特殊星です。
行運で血刃が巡ってくるときは病気や怪我、事故などに注意しましょう。

 

血刃になる条件は下表の通りです。

年支/日支

 

囚獄

囚獄は警察、税務署からの呼び出しや刑事事件に巻き込まれることなどを暗示する特殊星です。
災難にあったり濡れ衣を着せられたり行動を束縛されたりする傾向があります。
また、弁護士、検察官、裁判官などの法曹関係者で持っている人もいます。

 

囚獄になる条件は下表の通りです。

年支/日支