四柱推命の特殊星:劫殺、亡神

四柱推命の特殊星:劫殺、亡神

劫殺

劫殺は交通事故や遭難といった外部からの災厄を意味する四柱推命の特殊星です。
劫殺は別名「大殺」とも呼ばれ、「劫」には奪い取るという意味があります。

 

劫殺を2つ持っている人は、金銭への執着が強い傾向にあり、盗癖がある人もいます。
3つ持っている人は、凶暴で家族に対しても冷たいという傾向があります。

 

官星または天乙貴人とともにあり、地支が喜神となれば、聡明で才智に長けた人物となるでしょう。
反対に、偏官または羊刃とともにあり、地支が忌神となれば、災厄にあいやすいでしょう。

 

年柱にあるものを最も重要視します。
亡神とともにあれば凶意が増します。
行運によって劫殺を形成すると事故にあいやすくなりますから注意しましょう。

 

劫殺になる条件は下表の通りです。

年支/日支

 

亡神

亡神は病気などの内部の災厄を意味する特殊星です。
日柱にあるものを最も重要視します。

 

命式に亡神を2つ持っている人は、経済的に不安定になる傾向があります。
3つ持っている人は犯罪や悪病にかかりやすい傾向があります。

 

亡神を形成している地支が命式にとって喜神であったり、喜神である特殊星とともにあれば、策略に長けた人物となるでしょう。
反対に、命式にとって地支が忌神であったり、忌神である特殊星とともにあれば、配偶者や子供と縁遠く、他人から訴訟などを起こされやすいです。

 

日運で亡神を形成する日は縁起がよくありません。
重要なイベントなどの日取りに選ぶことは避けた方が賢明でしょう。
また、亡神の日に事故等のトラブルに巻き込まれやすい傾向がありますので注意しましょう。

 

亡神になる条件は下表の通りです。

年支/日支