四柱推命において、がんは土の五行のバランスが乱れて生じると言われています。
土の五行は、胃や筋肉、細胞などと関係があります。
土が強すぎるとがんが発症しやすくなると考えられています。
土は胃と深い関係があり、胃は食べた物を消化し、筋肉をつくり、その筋肉は細胞から成り立っています。
ですので、土の五行がアンバランスであれば、身体細胞に異常があるというシグナルになり、これががんの兆候だと言うことができます。
また、がんの原因には火の五行も関係しています。
火は土を生じ、火と土が免疫系統を意味する水を攻撃するためです。
土と火に注目することで、がんの兆候を見つけることは難しくはありません。
例えば、土の大運に入った時などは要注意です。
がんになる前の状態であれば予防策を施せますし、早期発見できれば治療も期待することができます。
丑戌未は強い土の三刑ですので、行運で巡ってくる時は特に要注意しましょう。
寅巳申の火の三刑も土を生じますので、土が過剰になりがんになることがあります。
火の三合や方合、四墓も注意した方がよいでしょう。
がんの大きな原因の一つだと判明しているのが活性酸素です。
活性酸素は、ストレス、環境汚染、食品化合物、煙草など、さまざまなものから産み出される毒素です。
活性酸素が増えると細胞のコピーミスが発生しやすくなりがん化を招きます。
命式で土が強すぎる人や、行運で土が強くなりすぎている時は、活性酸素から身を守るために抗酸化作用のある食品を積極的に摂取するとよいでしょう。
ビタミンE、ビタミンC、ビタミンB群、ベータカロチン、スルフォラファン、ブドウ種子エキスなどが効果的です。