四柱推命の特殊星:咸池

四柱推命の特殊星:咸池

咸池は四柱推命の特殊星の一つで、恋愛関係のトラブルの意味を持つ星です。
また、この星を持っている人はせっかちで水に関する災難に合うこともあります。
女性で咸池を持っている人は、容姿が良いと言われています。

 

咸池は日没の気配を取った星でもあり、日没はこれから闇に入ることを表しています。
そのため、一度迷走に陥ると容易にそこから抜け出せません。

 

咸池のある柱の十二運が長生、冠帯、建禄なら、その咸池の効果が非常に強くなり、色気や魅力も目を引くでしょう。
しかし、恋愛や酒に溺れ、人生を享楽的に送る傾向があります。
さらに偏財や食神などがあれば、その傾向は一層増します。

 

咸池のある柱の十二運が衰、病、死、絶なら、闇を抱えた咸池となります。
どこか崩れた容姿であったり、精神的に不健全で放蕩した人生を送る傾向があります。
また、狡猾であったり恩知らずであったりもします。

 

時柱にあるものが一番強く働き、次に日柱にあるものが強く働きます。
年柱、月柱にあるものはそれほど強く働きません。
時柱に咸池があって、劫財、傷官などとともにあれば、家を滅ぼすと言われています。

 

駅馬とともにあれば、異性を求めてどこへでも追いかけていきます。
お金も入ってきますが心身ともに消耗するでしょう。

 

建禄、喜神とともにあれば、綺麗ではないお金が入ってくると言われています。
沐浴とともにあれば、性を求めてそういった店に通う傾向があります。

 

天徳、月徳とともにあれば、咸池の持つ凶意は薄れます。
羊刃とともにあれば、体は弱いですが、知性に秀でるでしょう。

 

偏官とともにあれば、水商売、芸能界などの世界で活躍する傾向があります。
傷官とともにあれば、配偶者以外の愛人に苦労すると言われています。

 

咸池になる条件は下表の通りです。

年支/日支

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